POLICY

建物を設計する際に考え、重要視していること:

  • 建築主の要望を精査し、それらをどのように実現するかを検討し、建築主と協議を繰返して設計を進める
    建築主からはご自由に要望を出して頂く。一方で、建築設計には、構造、大きさ等、数多くの法律・条例による制限がある。そのため要望をそのまま実現すると不可能な場合や、要望の実現はできても魅力的な建物にならない等、様々な場合がある。そのため設計検討を通じて要望の可否を行い、建築主に意見を伺い、また設計検討を行う、という作業を繰り返す。設計検討は複数案行い、各案の長所短所を説明する。

  • 同時に、建物は公共物であるため、敷地周辺の社会状況・環境の中で自然な建ち方となる設計を追求する
    建築主からはご自由に要望を出して頂く。一方で、建築設計には、構造、大きさ等、数多くの法律・条例による制限がある。そのため要望をそのまま実現すると不可能な場合や、要望の実現はできても魅力的な建物にならない等、様々な場合がある。そのため設計検討を通じて要望の可否を行い、建築主に意見を伺い、また設計検討を行う、という作業を繰り返す。設計検討は複数案行い、各案の長所短所を説明する。

  • 自然環境を保持する
    建設行為は基本的に自然環境を減らし、悪影響を与える可能性がある。世界全体で自然環境の破壊が進む今、個人での貢献度は僅かだが、少しでも自然環境を保持し、増やす設計を心がける。
    建物そのものが目立つ建物より、木に隠れた建物に魅力を感じる。

  • 何かを兼ね、要素を減らす
    よく言われる、「足す」設計でなく、「引く」、または「兼ねる」設計を心がける。これは、「足す」ことで、出来上がった空間、もの等の本質がわかりにくくなったり、変わってしまったりすることをできるだけ避けるためである。
    「引く」「兼ねる」ことを徹底することで、空間が単純化され、研ぎ澄まされたような存在になると考えている。

  • 自然素材を使う
    建築の材料は、自然素材を模したものが多くあるが、必要な法規を満たした上で、できる限り本物の自然素材を使用することを心がける。
    自然素材を使う理由は本物の質感を求めることはもちろんだが、工事や解体後に廃棄物になった場合、環境に悪影響を与えないものを極力使用したいという意思もある。
    自然素材は維持管理や施工の工夫が必要な場合があるが、建築主と協議の上で使用の可否を決定する。

  • 科学に忠実な設計をする
    建物は、何もなくても長い時間を経て劣化し、同時に地震や台風のように瞬間的にダメージを受ける場合もある。すべて自然現象との対峙である。
    建物は、人がその中で過ごすために、耐久・耐火性を維持し、雨風をよけ、快適な温湿度を維持する必要がある。それを実現するには、科学的根拠に基づいた設計を行う必要がある。
    水、熱、風等、自然現象に対し、科学的・歴史的に適切な設計手法が確立されており、設計者として忠実にそれらに従いながら、意匠性を高める努力を行う。
    必要であればコンサルタント、メーカー等の意見を聞き、瑕疵のない、確実な設計を心がける。